棟積み直し工事

「屋根の棟が少しずれているようで、瓦が落ちて隣の家に迷惑をかけないか心配なので見てほしい」というお問い合わせをいただきました。現地調査を行ったところ、上屋根の棟部分に明らかなずれが生じており、棟瓦を固定している漆喰や土台が経年劣化していました。まだ瓦の落下はありませんでしたが、強風や地震などでずれが進行すると、棟瓦や瓦が落下してしまう可能性があり、特に隣家との距離が近いため、周囲への被害が懸念される状況でした。お客様は「家だけでなく近隣に迷惑をかける前に早めに直したい」と強いご要望をお持ちでした。そこで、既存の棟瓦を一度すべて取り外し、内部の古い漆喰や崩れた土台を撤去して新しく施工し直す「棟の積み直し工事」をご提案。棟の内部を一新して耐久性と耐風性を確保することで、今後長く安心できる状態に回復します。工事後には「ずっと気になっていた棟のずれが直って本当に安心しました。隣の家に落ちる心配もなくなり、気持ちが軽くなりました」「作業前後の写真も見せてくれたので、どんな工事が行われたのかよく分かり納得できました」とのお言葉をいただきました。また「台風の季節になる前に対応してもらえて本当に助かりました」と大変喜んでいただきました。今回の施工により、棟のずれによる落下リスクを大幅に軽減でき、近隣への安全性も確保できました。屋根全体の見た目も整い、住まいの印象も改善されたことで、お客様にも大変ご満足いただける仕上がりとなりました。